※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。
男子高校選手として初めてメダルを獲得した清水賢亮(北海道・帯広北高)
フィンランド・タンペレで行われた世界ジュニア選手権に出場した男子グレコローマン・チームが8月8日、成田空港着の日本航空で帰国した。50kg級の清水賢亮(北海道・帯広北高)が銅メダルを獲得しただけにとどまったが、男子では大会史上初めて高校生としてのメダル獲得という快挙だった。
飯室雅規監督(自衛隊)は「結果は去年の銀メダル1個から一つ下がってしまったわけですが、とりあえずメダルが取れてホッとしています」と安堵の表情。銅メダルを取った清水は「攻めていたので、取られたポイントもあったけれど、攻めていて、自分のいいところが出ました。消極的だとポイント取れないので、それでよかった」と評価。
全体としてはイランが3階級で優勝して団体1位で、その強さが目立ったという。
長谷川恒平コーチ(青山学院大職)は「清水が高校生で史上初めてメダルが取れたのが収穫でした。ただ、5選手が初戦でやられてしまって、この事実を見ると、なかなか勝てない状況なので、2020年東京オリンピックに向けてジュニア世代の底上げが課題だと思っています」と総括。
フィンランドから帰国した男子グレコローマン・チーム
「日本のグレコローマンも、ジュニア世代からどんどん結果を残していってほしいと思います。シニアと交流してレベルアップを図っていきたいです」と話した。
■50kg級3位・清水賢亮(北海道・帯広北高)「1,2回戦は自分の動きができて勝つことができました。準決勝のアメリカ戦は気持ちが高ぶって空回りしてしまって、技がかからず負けてしまいました。気持ちを切り替えて3位決定戦に臨めたのが良かったと思います。
3決では自分のスタイルである相手をばてさせて後半攻め込むことがうまくいって勝つことができました。インターハイ(不出場)の件は高校の先生とよく話して決めたことです。インターハイ出なかったから絶対結果を残さないといけないと思っていたので、よかったです」