※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。
世界選手権(8月21~26日、フランス・パリ)の代表選手を含めた男子グレコローマンの全日本チームが、7月4日から欧州遠征を実施する。
7月4日(火)に成田空港を出発してポーランドへ。7日(金)~9日(日)にワルシャワで行われる「ピトラシンスキ国際大会」に出場。13日にスペイン・マドリッドに移動し、15日(土)に同地で行われる「スペイン・グランプリ」に出場し、17日(月)に帰国する。
130kg級の園田新(ALSOK)はスペインGPのあと、現地で行われる合宿に単独で参加。1週間後の24日に帰国する。
ポーランドで行われる「ピトラシンスキ国際大会」は、昨年は前年の世界選手権66kg級王者のフランク・スタエブラー(ドイツ)が出場して優勝。毎年欧州を中心に多くの強豪選手が参加し、“世界選手権の前哨戦”とも言われるほどハイレベルの大会。昨年は59kg級で文田健一郎(日体大)が優勝している。
「スペイン・グランプリ」も近年は強豪が参加するようになり、昨年は前年の世界王者であり、その後のリオデジャネイロ・オリンピックで優勝した75kg級のロマン・ブラソフ(ロシア)や130kg級でオリンピック3連覇を達成することになるミハイン・ロペス(キューバ)らが参加している。
昨年は日本からの参加はなかったが、2015年大会には学生選抜チームが出場し、文田が優勝している。
◎役員
【監督】松本慎吾(日体大教)、【コーチ】笹本睦(日本協会アシスタントコーチ)
【トレーナー】近敏成(ハンズコーポレーション)
【帯同審判】土居克也(愛媛・北条高教=ピトラシンスキ国際大会)、増田莊史(香川・多度津高教=スペインGP)
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◎選手
▼59kg級 文田健一郎(日体大)
〃 太田 忍(ALSOK)
▼66kg級 川瀬克祥(シリウス)
▼71kg級 泉 武志(一宮グループ)
▼75kg級 屋比久翔平(ALSOK)
〃 阪部 創(自衛隊)
▼80kg級 前田祐也(鳥取・鳥取中央育英高)
▼85kg級 塩川貫太(日体大)
▼98kg級 奈良勇太(日体大)
▼130kg級 園田 新(ALSOK)