※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。
男子両スタイルのロシア選手権が6月14日から19日にかけてイングシェチアとウラジミールで行われリオデジャネイロ・オリンピックの男子フリースタイル86kg級王者のアブデュラシド・サデユラエフが97kg級で優勝した。階級アップを明言しており、今夏の世界選手権は97kg級で3度目の優勝(オリンピックを含めて4年連続世界一)を目指すことが確実となった。
同61kg級は今年のU-23欧州王者で、1月のヤリギン国際大会(ロシア)で樋口黎(日体大)を破ったガジムラド・ラシドフが優勝。74kg級は2014年70kg級世界王者のヘティク・ツァボロフが勝った。
グレコローマンでは、74・75kg級でロンドンとリオデジャネイロの両オリンピックを制したロマン・ブラソフが80kg級で優勝。59kg級はオリンピック代表を最後まで争ったステファン・マリャニャンが勝ち、オリンピック代表のイブラヒム・ラバザノフは3位。125kg級はオリンピック3位のセルゲイ・セメノフ。