※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。
台湾に向かった男子フリースタイル・チーム
指揮するのは、今年度からジュニアの担当コーチとなった三重・いなべ総合学園高の藤波俊一監督。「これまでとまた重みが違います。今まで以上に気を引き締めて指導にあたりたいです」と話すとともに、「昨年のメダル数(銀2・銅4=1選手は繰り上げ)を上回りたい。2020年東京オリンピックに間に合う世代なので、ここで上位に入ってステップとして、学んでほしい」と話した。
一部の高校選手は3~4日の関東高校大会に続く大会出場となる。しかし、「若さで乗り切ってもらいたい」と注文し、期待の選手として96kg級同大会優勝の吉田ケイワン(埼玉・花咲徳栄高)を挙げた。「日本人の母とイラン人の父のハーフの選手ですから、イランとの試合はぜひ勝ってもらいたいですね」と言う。吉田以外にも若手の重量級選手がアジアでどれくらいやれるのかを見てきたいという。
4月のJOC杯では高校選手の活躍が目覚ましかったジュニアの男子フリースタイル。「その時の力が本物だったかどうか真価が問われる大会です」と期待した。
男子フリースタイル選手団は下記の通り。
◎男子フリースタイル選手団
【監督】藤波俊一(三重・いなべ総合学園高教)、【コーチ】松永共広(神奈川大職)
【選手】
▼50kg級 谷口龍我(千葉・日体大柏高)
▼55kg級 荒木大貴(専大)
▼60kg級=派遣なし
▼66kg級 安楽龍馬(山梨・韮崎工高)
▼74kg級 吉田隆起(拓大)
▼84kg級 石黒隼人(埼玉・花咲徳栄高)
▼96kg級 吉田ケイワン(埼玉・花咲徳栄高)
▼120kg級 藤本 歩(山梨学院大)