※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。
《大会日程》=各日とも試合開始は午前10時 場所:東京・代々木競技場第2体育館
6月16日(金) 男子フリースタイル57・86・125kg級 / 男子グレコローマン66・80・98kg級 / 女子58・75kg級
17日(土) 男子フリースタイル65・74・97kg級 / 男子グレコローマン71・75・130kg級 / 女子53・55・63kg級
18日(日) 男子フリースタイル61・70kg級 / 男子グレコローマン59・85kg級 / 女子48・60・69kg級
【男子フリースタイル125kg級・展望】=12選手(6月16日実施) 若きチャンピオンの山本泰輝(拓大)、王者を守れるか
全日本選手権2位の金澤勝利(自衛隊)、同3位で10月の岩手国体で山本を破った田中哲矢(自衛隊)との争いが続くと思われたが、リオデジャネイロ・オリンピック出場を逃して選手生活から退いていた全日本5度優勝の荒木田進謙(青森県協会)が復帰して参戦。4者の争いとなった。
荒木田は2014年アジア大会(韓国)で日本最重量級として36年ぶりにメダル(銅)を獲得し、2015年世界選手権(米国)では8位となった実力者。2015年全日本選手権では準決勝で山本に10-10のスコアながら内容差で敗れた。その雪辱を果たして栄冠を勝ち取ることができるか。
※エントリーに基づいた予想であり、直前の負傷等による戦力ダウンは勘案しておりません。
《歴代優勝選手》=男子フリースタイル / 男子グレコローマン / 女子
【2016年5月:明治杯全日本選抜選手権】(所属は当時)
▼決勝
山本泰輝(拓大)○[Tフォール、4:44=11-0]●田中哲矢(自衛隊)
▼3位決定戦
金澤勝利(自衛隊)○[2-0]●藤田悠矢(中京学院大)
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【2016年12月:天皇杯全日本選手権】(所属は当時)
▼決勝
山本泰輝(拓大)○[4-1]●金澤勝利(自衛隊)
▼準決勝
山本泰輝(拓大)○[2-0]●村木孝太郎(滋賀県警察)
金澤勝利(自衛隊)○[2-0]●田中哲矢(自衛隊)
※リオデジャネイロ・オリンピック&2016年世界選手権代表、この階級の全日本選手権1~3位以外はアイウエオ順
◎エントリー選手
![]() |
![]() 金澤勝利(自衛隊) |
![]() 田中哲矢(自衛隊) |
![]() 荒木田進謙(青森県協会) |
《2016年全日本選手権優勝》
山本泰輝(やまもと・たいき=拓大)
1996年10月18日生まれ、20歳。静岡県出身。静岡・飛龍高卒。182cm。2016年全日本選抜選手権優勝、2017年アジア選手権3位
《2016年全日本選手権2位》
金澤勝利(かなざわ・かつとし=自衛隊)
1990年6月21日生まれ、26歳。岩手県出身。岩手・種市高~山梨学院大卒。178cm。2015年全日本選抜選手権2位
《2016年全日本選手権3位》
田中哲矢(たなか・てつや=自衛隊)
1992年1月18日生まれ、25歳。鹿児島県出身。鹿児島・鹿屋中央高~大東大卒。176cm。2016年国民体育大会優勝
《2016年全日本選手権3位》
村木孝太郎(むらき・こうたろう=滋賀県警察)
1991年10月1日生まれ、25歳。滋賀県出身。滋賀・栗東高~拓大卒。177cm。2016年全日本社会人選手権3位
荒木田進謙(あらきだ・のぶよし=青森県協会)
1988年3月26日生まれ、29歳。青森県出身。青森・光星学院高~専大出。180cm。2015年全日本選手権3位
伊藤昌(いとう・しょう=国士舘大)
1996年2月4日生まれ、21歳。秋田県出身。秋田・五城目高卒。173cm。2016年全日本選抜選手権5位
藤田悠矢(ふじた・ゆうや=中京学院大)
1995年9月7日生まれ、21歳。岡山県出身。岡山・高松農業高卒。186cm。2016年全日本選手権5位
宮内健太(みやうち・けんた=山梨学院大)
1995年7月4日生まれ、21歳。山梨県出身。山梨・農林高卒。177cm。2016年全日本選抜選手権5位
宮原将裕(みやはら・まさひろ=大東大)
1996年2月10日生まれ、21歳。千葉県出身。千葉・京葉工高卒。168cm。2016年全日本選手権5位
村上佳児(むらかみ・けいじ=鮮ど市場)
1992年9月28日生まれ、24歳。熊本県出身。熊本・北稜高~徳山大卒。176cm。2016年全日本選手権5位
山口直人(やまぐち・なおと=徳山大)
1995年7月13日生まれ、21歳。愛媛県出身。愛媛・八幡浜工高卒。173cm。2016年西日本学生選手権優勝
山本泰丈(やまもと・やすひろ=日大)
1997年3月1日生まれ、20歳。北海道出身。埼玉・花咲徳栄高卒。180cm。2016年全日本選手権5位