2017.05.18

「Beat the Streets」(米国・ニューヨーク)出場選手が記者会見

※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。

 5月17日(日本時間18日午前)に米国・ニューヨークのタイムズ・スクエアで行われる「Beat the Streets」に出場する日米両チームの選手が16日、NYACで計量と記者会見に臨んだ。

 注目される男子フリースタイル74kg級のジョーダン・バローズと高谷惣亮(ALSOK)が、計量のあと、お互いに向き合って構えをつくるサービス。プロボクシングや総合格闘技でよく見られる前日会見・顔合わせで、男子フリースタイルの湯元進一コーチ(自衛隊)は「選手に緊張感がみなぎってきた。会場の雰囲気にのまれないよう選手の心のサポートをしていきたい」と話した。

 なお、57kg級に出場予定だった中村倫也(博報堂DYスポーツ)は現地で胸鎖関節を痛め、無念の棄権。代わって昨年の世界大学選手権(トルコ)で銅メダルを取ったスティーブン・タカハシ(カナダ)が日本チームとして出場することになった。

 タカハシの父、レイ・タカハシは日系選手で、1984年ロサンゼルス・オリンピックのフリースタイル52kg級3位決定戦で高田裕司・現日本協会専務理事と闘った。(写真=チーム提供)

NYACでの練習シーン

リオデジャネイロ・オリンピック金メダリストのカイル・スナイダーと山本康稀(GENスポーツアカデミー)

ロンドン・オリンピック金メダリストのジョーダン・バローズと高谷惣亮(ALSOK)

リオデジャネイロ・オリンピック金メダリストのヘレン・マロウリスと熊野ゆづる(日大)