2017.05.17

2018年アジア大会(ジャカルタ)から「男子12階級・女子6階級」か?…インドのメディアが報じる

※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。

 インドの「トリビュン・ニュース・サービズ」など多くのメディアは、インド・ニューデリーで行われたアジア選手権に関連した記事で、世界レスリング連盟(UWW)が計画しているルールや階級区分の変更を報道。UWWの理事やテクニカル・コミッションのメンバーが同選手権を視察したことを報じた。

 階級区分がテクニカル委員会の提案通りに実施された場合、インドの強豪選手もウエートアップしなければならないことを報じる一方、UWWおよび本ホームページでも報じている通り、8月の世界選手権(フランス)の前に行われるUWW理事会で投票によって新しい階級区分が決まるとし、まだ決定ではないことも報じている。

 また、UWWとアジア・オリンピック評議会(OCA)との間で、アジア大会での階級に関し、「男子の階級を6階級に減らすことで合意している」と掲載。来年8月のジャカルタ大会(インドネシア)から実施される予定としている。

 アジア大会は、2002年釜山大会(韓国)から2010年ドーハ大会(カタール)まで「男子14階級、女子4階級」で行われてきた。2014年に階級区分が変わり、同年の仁川大会(韓国)は男子8階級で実施したものの、1ヶ国から出場できるのは7階級まで。女子は4階級のままだった。

 男子の階級が「6階級」になることは、掲載はされていないが、女子は4階級が6階級に増えるものと考えられ、オリンピックと同階級で実施するものと思われる。