※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。
■男子フリースタイル61kg級3位:樋口黎(日体大)「メダルを取れましたが、まったく納得出来ない。自分の不甲斐なさに腹が立つ。北朝鮮の独特なレスリングというか、手足長い外国選手相手にどう闘わなければならないかが分かりました。詰めの甘さも実感しました。5点リードされても焦ることなく、いつでも取り返せるという気持ちで臨めていたのは評価できますが、最後の1、2点になった時の詰めの甘さが準決勝と3位決定戦で出ました。
階級上げて1年も経っていないのですが、根本的に力で勝負できるまでパワーをつけないといけないと感じました。すごく研究されている中でも腕取りや片足タックルは取れると実感しているので、パワーと調整の仕方など小さなところからやっていく必要性を感じました」