2017.05.12

ダウレット・ツルリハノフ氏(カザフスタン)が会長へ、塚本裕昭氏が理事再任…アジア連盟総会

※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。

 【ニューデリー(イラン)】アジア連盟は5月11日、アジア選手権が行われているインド・ニューデリーで総会を開催。金昌圭会長(韓国)が勇退し、後任に世界レスリング連盟(UWW)の理事でもあるダウレット・ツルリハノフ氏(カザフスタン、53歳=1992年バルセロナ・オリンピック銅メダル)を決めた。

 理事選挙も行われ、2013年から理事を務めていた塚本裕昭氏の再任も決まった(クリック=関連記事)。事務局長はUWW理事でもあるラスール・ハデム氏(イラン)。

 会議では、まず7人を選ぶ理事選挙が行われ、最初の投票でカザフスタン、中国、イラン、韓国、インド、タイの代表が過半数を獲得して決定。塚本氏は過半数に届かなかった。

 2回目の投票で塚本氏とUWW副会長でもあるアクロイジャン・ルイジエフ氏(ウズベキスタン)氏が7票の同数で決着つかず。2者による3回目の投票が行われ、塚本氏が17票、ルイジエフ氏が15票で、塚本氏の理事就任が決まった。

 その後、7人の理事によるミーティングが行われ、話し合いの結果、ツルリハノフ氏が会長へ、ハデム氏が事務局長へ、他の5人の理事が副会長に決まった。