※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。
処分取り消しを求めたアルトゥール・タイマゾフ(ウズベキスタン)
タイマゾフは、国際オリンピック委員会(IOC)が最新技術によって行った2008・12年大会の検体の再検査委の結果、禁止薬物が検出され、今年4月5日、2008年北京大会の金メダルを無効とされた。
タイマゾフはIOCの聴聞に対し、「汚染されたサプリメントによるものである」と主張したが、それを証明するものは提出されず、「すでにオリンピックのチャンピオンになった選手が、(別の)オリンピックで優勝するため不正をすることはない」という主張も却下され、メダルはく奪の裁定が下された。