※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。
ロシアのレスリング協会のホームページは、5月2日からセルビアで行われる欧州選手権のグレコローマンでは、現在行われているルールで実施されることを明らかにした。
コーションを受けた際にパーテール・ポジションを選択できるルールは、昨年夏で廃止されたが(カデット,ジュニアはその前年で廃止)、アクションがないと不評で、このルールが復活する可能性が浮上。全日本チームも参加した3月のハンガリーでの合宿は復活を前提とした練習が行われており、今月の初めに行われたクリスチャン・パルサル国際大会(エストニア)、ニコラ・ペトロフ国際大会(ブルガリア)では旧ルールで行われた。
正式にルール改正が決まったわけではなく、欧州選手権は現行のルールで行われる。
ロシアのコクシアシビリ監督は「ロシアはどんなルールにも対応し、勝つ」と話したが、見る側がらすれば「パーテール・ポジションは復活するべきだ」とコメントした。