※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。
昨年11月のゴールデンGP決勝大会以来の金メダルを手にした文田健一郎(日体大)
文田は2回戦で今月のザグレブ・オープン(クロアチア)3位のクロアチア選手、準決勝で同2位のポーランド選手を破るなどして決勝へ進出。リオデジャネイロ・オリンピック代表のクリスチャン・フリス(セルビア)に4-3で競り勝ち、優勝した。
昨年11月のゴールデンGP決勝大会(アゼルバイジャン)に続き4回目の国際大会優勝。今年は2月のセーロ・ペラド国際大会(キューバ)銀メダルに続き、2大会連続でメダルを獲得した。
泉は初戦の2回戦を勝ったあと、準決勝で昨年の世界選手権優勝のバリント・コルパシ(ハンガリー)に黒星。しかし、日本選手対決となった井上智裕(三恵海運)との3位決定戦を2-0で勝った。ザグレブ・オープン銀メダルに続き、今回の遠征で出場した2大会でメダルを取った。
他の選手はメダル獲得ならなかった。日本は前日と合わせて「金1・銅3」を獲得。国別対抗得点で3位となり、表彰された。
各選手の結果は下記の通り。(写真はチーム提供)
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![]() ザグレブ・オープン銀メダルに続くメダル獲得の泉武志(右から2人目=一宮グループ) |
![]() 国別対抗得点で3位入賞の日本チーム |
◎男子グレコローマン
【59kg級】文田健一郎(日体大) 優勝=11選手出場
決 勝 ○[4-3]Fris, Kristijan(セルビア)
準決勝 ○[Tフォール、3:38=9-0]Ersetic, David(ポーランド)
2回戦 ○[2-1]Lizatovic, Ivan(クロアチア)
1回戦 ○[Tフォール、3:31=10-1]Abuladze, Lebi(ジョージア)
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【71kg級】泉武志(一宮グループ) 3位=12選手出場
3決戦 ○[2-0]井上智裕(三恵海運)
準決勝 ●[0-4]Korpasi, Balint(ハンガリー)
2回戦 ○[Tフォール、4:14=13-1]Pall, Kottes(ハンガリー)
1回戦 BYE
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【71kg級】山本貴裕(日体大) 11位=12選手出場
1回戦 ●[0-5]Nemes, Mate(セルビア)
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【71kg級】井上智裕(三恵海運) 5位=12選手出場
3決戦 ●[0-2]泉武志(一宮グループ)
1回戦 ●[0-2]Korpasi, Balint(ハンガリー)
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【80kg級】鶴田峻大(自衛隊) 16位=20選手出場
2回戦 ●[フォール、4:36=1-6]Ojog, Nicu(ルーマニア)
1回戦 BYE
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【98kg級】木下駿(自衛隊) 13位=20選手出場
2回戦 ●[1-1]Radinger, Felix(ドイツ)
1回戦 BYE