※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。
昨年、タイムズ・スクエアで行われたシーン
米国は4月25~29日にラスベガスで行われる男子フリースタイルの全米選手権と女子の世界選手権代表決定戦の結果で決まるが、例年、世界選手権の代表を中心にビッグイベントにふさわしいほぼベストメンバーが参加している。
米国協会のホームページでは、日本チームを「オリンピック2度出場&世界選手権2位(高谷惣亮)や世界チャンピオン(浜田千穂)を筆頭に、若くて才能のあるチーム。コーチはオリンピックのメダリスト(赤石光生、湯元進一)らオリンピック選手」と説明し、期待を寄せている。
このイベントは、ニューヨークのタイムズスクエアやグランドセントラル駅など人通りの多いオープンな場所で開催し、道行く人にレスリングの存在をアピールするイベント。毎年3000人を超える通行人が足を止めて試合を観戦しているという。今年が8回目。これまで米国とロシア、イラン、キューバ、世界選抜チームなどとの対抗戦が行われた。
2013年はレスリングのオリンピック競技からの除外問題に際するアピールとして、イランとロシアを招いて大々的に行われ、2015年は国交復活間近のキューバを招待して開催。レスリングは政治を超越する力を持つことを世界にアピールするイベントでもある。
日本チームは5月14日に出発する予定。
◎役員
【監督】赤石光生(ジャパンビバレッジ)、【男子コーチ】湯元進一(自衛隊)、【女子コーチ】金浜良(ジャパンビバレッジ)
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◎選手
【男子フリースタイル】
▼57kg級 中村倫也(博報堂スポーツ)
▼61kg級 有元伸悟(近大職)
▼65kg級 高谷大地(自衛隊)
▼70kg級 多胡島伸佳(KATSURA group)
▼74kg級 高谷惣亮(ALSOK)
▼86kg級 村山貴裕(自衛隊)
▼97kg級 山本康稀(GENスポーツ)
▼125kg級 金澤勝利(自衛隊)
【女子】
▼48kg級 入江ゆき(自衛隊)
▼58kg級 浜田千穂(キッコーマン)
▼69kg級 森川美和(東京・安部学院高)