※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。
銅メダルを獲得した川瀬克祥(3位の左)と高橋昭五
川瀬は2回戦で昨年のU-23欧州王者のマテウス・ベルタテック(ポーランド)に敗れたものの、敗者復活戦でウクライナ選手を撃破。3位決定戦でリオデジャネイロ・オリンピック59kg級代表のソスラン・ダウロフ(ベラルーシ)に2-1で競り勝った。昨年11月のビル・ファーレル国際大会(米国)の優勝に続く国際大会メダル獲得。
高橋も2回戦で昨年のザグレブ・オープン優勝のクロアチア選手に敗れたが、敗者復活戦でルーマニア選手を下した。3位決定戦では1月のパリGP5位のフラチア・マルカシアン(フランス)を3-0で破った。今年に入り、デーブ・シュルツ国際大会(米国)とセーロ・ペラド国際大会(キューバ)で銀メダルを取っており、3大会連続でメダルを手にした。
他の4選手はいずれも上位入賞ならなかった。
各選手の成績は下記の通り。(写真はチーム提供)
◎男子グレコローマン
【66kg級】川瀬克祥(シリウス) 3位=16選手出場
3決戦 ○[2-1]Daurov, Soslan(ベラルーシ)
敗復戦 ○[フォール、1:31=2-2]Kovernink, Bohtan(ウクライナ)
2回戦 ●[5-10]Bernatek, Mateusz(ポーランド)
1回戦 ○[フォール、2:01=7-2]Clement, Stefan(フランス)
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【66kg級】高橋昭五(日体大) 3位=16選手出場
3決戦 ○[3-0]Malkasian, Hradia(フランス)
敗復戦 ○[Tフォール、4:36=9-1]Botez, Irinel(ルーマニア)
2回戦 ●[Tフォール、4:19=1-10]Janecic, Danijel(クロアチア)
1回戦 ○[2-0]Bunker, Raymond(米国)
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【75kg級】屋比久翔平(日体大) 8位=12選手出場
敗復戦 ●[Tフォール、4:32=1-9]Cojocari, Ilie(ルーマニア)
1回戦 ●[Tフォール、5:50=1-10]Lorinc, Tamas(ハンガリー)
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【75kg級】林雷(日体大) 12位=12選手出場
1回戦 ●[Tフォール、2:56=0-9]Nemes, Viktor(セルビア)
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【75kg級】阪部創(自衛隊)=負傷のため不出場
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【85kg級】塩川貫太(日体大) 10位=12選手出場
1回戦 ●[1-6]Michalik, Tadeusz(ポーランド)
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【130kg級 園田新(拓大) 5位=14選手出場
3決戦 ●[1-3]Imerishvili, Rasil(ジョージア)
2回戦 ●[3-5]Lahti, Tuomas(フィンランド)
1回戦 BYE