※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。
UWWネナド・ラロビッチ会長とスポーツ&ウーマン賞を受賞したサリー・ロバーツさん(米国)=提供・UWW
ロバーツ代表は2003・05年の世界選手権59kg級で銅メダルを獲得。引退後は、マット上の結果だけではなく、生活のすべてに焦点を当てて女子レスリングをサポートする組織「Wrestle Like a Girl」を創設。定期的にレスリング・キャンプも開催し、女子レスリングの普及と発展に尽力している。
ロバーツさんは「Wrestle Like a Girlの活動が認められて光栄です。参加している女性の能力は非常に高い。この組織が米国と世界の女子レスリングの発展に貢献できることを希望します」と話した。
UWWのネナド・ラロビッチ会長は「私達の組織の大きな部分を女性が占めるようになってくれることを望みたい。将来、、、できれば2020年東京オリンピックまでに、女子の占める割合が30パーセントになることが目標だ」と話した。
同フォーラムは、吉田沙保里選手などが参加して行われた2014年に続いて2回目。今年は、女性がリーダーシップを持つために組織をどう改善していくかなどの意見交換が行われた。国際オリンピック委員会(IOC)とオリンピック夏季大会競技団体連合(AISOF)との共催で3月6~8日に行われた。