2017.02.19

イランが米国を破って6年連続優勝…男子フリースタイル・ワールドカップ最終日

※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。

 男子フリースタイルのワールドカップ最終日は2月17日、イラン・ケルマンシャーで行われ、決勝は地元のイランが米国を5-3で破り、6年連続優勝を遂げた。

 イランは57kg級で2014年世界王者のハサン・ラヒミが勝ち、61kg級で2014年アジア大会王者のマスード・エスマイルプールジョイバリが続くなどして70kg級まで4連勝。

 米国は74kg級を2012年ロンドン・オリンピック王者のジョーダン・バローズが取り、97kg級のリオデジャネイロオリンピック金メダリストののカイル・スナイダーまで3連勝して粘ったが、125kg級でリオデジャネイロ2位のコメイル・ガセミが勝ってチームの勝利を決めた。

 3位決定戦はアゼルバイジャンがトルコを7-1で下した。5位以下はロシア、モンゴル、ジョージア、インドの順。各試合結果は下記の通り。


 ◎ファイナル成績

 ▼決勝
イラン○[5-3]●米国

 ▼3位決定戦
アゼルバイジャン○[7-1]●トルコ

 ▼5・6位決定戦
ロシア○[7-1]●モンゴル

 ▼7・8位決定戦
ジョージア○[7-1]●インド