※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。
男子フリースタイルのワールドカップは2月16日、イラン・ケルマンシャーで開幕。17日午前までに予選グループが行われ、優勝決定戦は6連覇を目指す地元のイランと、入国をめぐって世間を騒がせた米国との対戦となった。2014年57kg級世界王者のハサン・ラヒミを擁するイランは、1回戦のトルコ戦、2回戦のインド戦とも8-0で完勝。3回戦のモンゴル戦は7-1で勝って、A組1位となった。
B組の米国は2012年ロンドン・オリンピック74kg級金メダルのジョーダン・バローズ、リオデジャネイロオリンピック97kg級金メダルのカイル・スナイダーらをそろえ、1回戦のジョージア戦を7-1、2回戦のロシア戦を6-2で撃破。3回戦のアゼルバイジャン戦はチームスコア4-4ながら、テクニカルポイントの差で勝利をおさめ、3戦全勝で1位となった。
各試合結果は下記の通り。2位同士が3位決定戦、3位同士が5・6位決定戦、4位同士が7・8位決定戦を闘う。
◎予選グループ
【A組】
▼1回戦
アゼルバイジャン○[4-4]●ロシア、米国○[7-1]●ジョージア
※アゼルバイジャンとロシアは、テクニカルポイント「32-29」でアゼルバイジャンの勝ち
▼2回戦
米国○[6-2]●ロシア、アゼルバイジャン○[5-3]●ジョージア
▼3回戦
ロシア○[5-3]●ジョージア、米国○[4-4]●アゼルバイジャン
※米国とアゼルバイジャンは、テクニカルポイント「20-14」で米国の勝ち
《A組順位》[1]米国 3勝、[2]アゼルバイジャン 2勝1敗、[3]ロシア 1勝2敗、[4]ジョージア 3敗
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【B組】
▼1回戦
イラン○[8-0]●トルコ、モンゴル○[7-1]●インド
▼2回戦
イラン○[8-0]●インド、トルコ○[5-3]●モンゴル
▼3回戦
イラン○[7-1]●、トルコ○[7-1]●インド
《B組順位》[1]イラン 3勝、[2]トルコ 2勝1敗、[3]モンゴル 1勝2敗、[4]インド 3敗