2017.02.14

全日本女子チームが至学館大で今年2度目の合宿

※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。

 全日本女子チームが2月12日から愛知・至学館大で今年2回目の合宿をスタートさせた。試験のため参加できない大学選手がいるほか、クリッパン国際大会(スウェーデン)遠征に参加する有望高校選手も不在だが、オリンピック代表選手を含めたメンバーが参加し、冬の強化に励んだ。

 笹山秀雄・女子強化委員長(自衛隊)は「前回(1月22~28日、同所)は年末年始の休み明けということでセーブした面があったが、今回は力を入れていきたい」と、フル回転での練習を宣言。例年3月に実施されるワールドカップは、開催地が決まらず中止、または秋に延期となりそうなため、5月のアジア選手権(インド)を目標にした練習を意識していくという。

 リオデジャネイロ・オリンピックでの日本選手の終盤の逆転勝ちは印象に残っているが、若手選手の中には「終盤、逆転されるケースも少なくない。そこを克服できるよう強化していきたい」と課題を挙げ、18日まで同所で汗を流す。