※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。
世界レスリング連盟(UWW)のネナド・ラロビッチ会長は2月3日、今月16~17日にイラン・ケルマンシャーで行われる男子フリースタイルのワールドカップで、同国が米国の入国を拒否したことに関し、「イラン外務省の決定は私達の期待と別なものになってしまった。この決定を尊重するが、すばやい解決へ向けて私たちは現在も動いている」との声明を発表した。
さらに、「両国の行き来は閉ざされたが、私は両国のレスリング協会間の友情と協力にとても勇気づけられた。ここ数年間見てきたように、レスリングは人と国をつなげるスポーツだ。UWWは予定されているイベントを開催し、近い将来、米国とイランとが同じマットで闘う日が来ることを確信している」と続けた。