2017.01.24

全日本女子チームが至学館大で今年初の合宿

※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。

 全日本女子チームが1月22日、愛知・至学館大で今年初の合宿をスタートした。「ヤリギン国際大会」(ロシア)に出場する選手がいるほか、学業のため参加できない高校・大学選手も多く、少数での合宿となったが、笹山秀雄・女子強化委員長(自衛隊)は「初日はマットワーク、きょう(23日)は大学の施設を使ってのトレーニングと、少数精鋭で元気いい練習ができている」と評した。

 栄和人・強化本部長は22日の全日本マスターズ選手権(東京)の開会式に出席し、マスターズ選手を激励したあと、愛知へ戻って合宿へ参加。今年初の全日本練習を見守った。

 全日本選手権が終わって年末年始を迎え、落ちているであろう体力を取り戻し、技術の確認が今回の合宿のテーマ。笹山強化委員長は「日本選手の平均的な課題であるタックルに入ってからの動きを克服させたい。手だけのタックルや、頭が下がるところを直し、取り切るタックルを反復させたい」と話した。

 合宿は28日まで行われる。