2016年オリンピック代表選手/女子58kg級・伊調馨(ALSOK)

 

伊調馨(いちょう・かおり=ALSOK)            

《JWFデータベース》 《UWWデータベース》 《国際大会成績》

《世界チャンピオン・伊調馨》 《全成績(1997年~)》

【生年月日(年齢)・出身地】1984年6月13日(32歳)、青森県

【出身クラブ・出身校】青森・八戸クラブ。愛知・中京女大附高(現至学館高)~中京女大(現至学館大)卒            

【主な成績】2004・08・12年オリンピック優勝/世界選手権9度優勝

 姉・千春(02年世界女子選手権51kg級2位)らの影響で青森・八戸クラブでレスリングを始め、全国少年少女選手権4度優勝。中学でも全国チャンピオンを経験し、愛知・中京女大附高(現至学館高)へ進み、2002年に63kg級のアジア大会63kg級の代表となり銀メダル。続く世界女子選手権では18歳で初優勝を達成した。

 以後、同級の第一人者として活躍し、休養をはさみながら、オリンピック3度、世界選手権9度ほか、国内外の多くの大会で優勝を重ねた。

 2014年の階級区分変更で58kg級へ。2014・15年の世界選手権でも優勝した。今年1月のヤリギン国際大会(ロシア)の決勝でモンゴル選手に敗れ、不戦敗を除くと約13年ぶりの黒星を喫したが、6月のポーランド女子国際大会で優勝し、再起のスタート。

 リオデジャネイロ・オリンピックでは、53kg級の吉田沙保里とともに、すべての競技を通じて女子ではだれも達成したことのない4大会連続優勝を目指す。