2016.12.21

約300人が集まり「伊調馨選手の国民栄誉賞受賞を祝う会」が盛大に

※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。

 8月のリオデジャネイロ・オリンピックで女子個人として史上初の四連覇を達成し、国民栄誉賞を受賞した伊調馨選手(ALSOK)の快挙の達成を祝う「伊調馨選手の国民栄誉賞受賞を祝う会」が12月20日、東京・京王プラザホテルで日本協会と所属のALSOKの共同主催で行われた。

 会場には伊調と同郷(青森県)で衆議院議長を務める大島理森代議士ら約300名が集まり、会場入り口にはたくさんのお祝いのお花が並んだ。

 2004年アテネ大会からリオ大会までの4大会をビデオで振り返った後、伊調選手が壇上に登場。国民栄誉賞の副賞として安倍晋三総理大臣から贈呈された西陣織の帯を締め、艶やかな振袖姿で登場した。

 日本協会の福田富昭会長が国民栄誉賞受賞の秘話について話せば、綜合警備保障の村井温代表取締役会長は伊調馨をスカウトした経緯を披露した。

 国民栄誉賞受賞を記念して、日本協会からは記念のプラチナネックレスが伊調へ贈られた。また和服に興味がある伊調へ、日本きもの連盟、十日町市、公益財団法人京都和装産業振興財団の3団体から、それぞれ高級訪問着と帯のセットが贈られた。


 ■伊調馨選手の話「本日はお忙しい中、私のためにたくさんの方にお集まりいただき祝福していただき本当にありがとうございます。国民栄誉賞を受賞して一番よかったことは、こうしていい着物をたくさんいただいたことです(笑)。

 まだ、着せられている私ですが、これからどんどん着こなしていける女性になりたいと思っていますので着物業界のみなさん、これからもよろしくお願いします。

 私のレスリング人生、まだ道半ばですのでたくさんのかたに御迷惑やご心配をかけると思いますが、今後ともご支援ご声援をお願いいたします。本日はありがとうございました」