2016.11.27

文田健一郎(日体大)が優勝、日本グレコでは史上2人目…ゴールデンGP決勝大会・男子グレコローマン

※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。

 ゴールデンGP決勝大会最終日は11月26日、アゼルバイジャン・バクーで男子グレコローマンが行われ、59kg級の文田健一郎(日体大)が4試合に勝って優勝した。

 文田は1回戦で2015年世界ジュニア選手権55kg級優勝のムラド・ママドフ(アゼルバイジャン)を破り、2回戦で2014年優勝のタレフ・ママドフ(アゼルバイジャン)にテクニカルフォール勝ち。準決勝で今年のアジア選手権と世界大学選手権を制したカニベク・ゾルチュベコフ(キルギス)を破り、決勝でオリンピック・アジア予選3位のフィルズ・ツカタエフ(ウズベキスタン)をフォールで下した。

 6月のピトラシンスキ国際大会(ポーランド)に続く優勝で、2015年のスペインGPを合わせ、3度目の国際大会優勝。男子グレコローマンでゴールデンGP決勝大会を制したのは、2009年55kg級の長谷川恒平以来2人目、フリースタイルを合わせると2010年55kg級の湯元進一、2013年55kg級の森下史崇を入れて4人目。

 文田の成績は下記の通り。


 ◎男子グレコローマン

 【59kg級】文田健一郎(日体大)     優勝=14選手出場
決  勝 ○[フォール、4:02=5-4]Firuz TUKHTAEV(ウズベキスタン)
準決勝 ○[4-1]Kanybek ZHOLCHUBEKOV(キルギス)
2回戦  ○[Tフォール、4:10=10-0]Taleh MAMMADOV(アゼルバイジャン)
1回戦  ○[7-4]Murad MAMMADOV(アゼルバイジャン)