※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。
フリースタイルでは4年間負け知らず、4連覇を達成したボルチン・オレッグ(山梨学院大)
61kg級はリオデジャネイロ・オリンピック57kg級銀メダルの樋口黎(日体大)がオリンピックのあと初の大会出場。決勝で学生&国体王者の成國大志(青山学院大)を破ってオリンピック選手の強さを見せた。
86kg級の松坂誠應(日体大)と97kg級の園田平(拓大)は全日本学生選手権に続いて優勝した。松坂は2年連続学生二冠王。57kg級は国体3位の井出光星(専大)が決勝で学生王者の藤田雄大(青山学院大)をテクニカルフォールで破り、初タイトルを獲得した。
大学対抗得点は、連覇を目指す山梨学院大と昨年8位の拓大が30.5点で並び、専大が27点で3位。2階級制覇の日体大が4位で追っている。
各階級の成績は下記の通り。
![]() 選手生活初の全国タイトルを獲得した57kg級の井出光星(専大) |
![]() オリンピック後の初戦を飾った樋口黎(日体大) |
《一覧表・トーナメント表》
57kg | 61kg | 86kg | 97kg | 125kg | 大学対抗得点 |
《大学対抗得点》
[1]拓大、山梨学院大 30.5点、[3]専大 27点、[4]日体大 26点、[5]青山学院大 20点、[6]国士舘大 18.5点、[7]日大 14点、[8]早大 10.5点
【57kg級】=23選手出場
▼決勝
井出光星(専大)○[Tフォール、1:17=10-0]●藤田雄大(青山学院大)
▼3位決定戦
大城一晟(国士舘大)○[6-3]●早山竜太郎(拓大)
小栁和也(山梨学院大)○[負傷棄権、5:57=6-2]●岩澤侃(早大)
《7位以下順位》[7]伊波康太(大東大)、[8]野村勇志(神奈川大)
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【61kg級】=27選手出場
▼決勝
樋口黎(日体大)○[10-4]●成國大志(青山学院大)
▼3位決定戦
福田東記(国士舘大)○[9-4]●松宮大樹(山梨学院大)
但野航(専大)○[8-4]●樋口祐作(徳山大)
《7位以下順位》[7]前田頼夢(日大)、[8]岡迫優馬(東洋大)
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【86kg級】=27選手出場
▼決勝
松坂誠應(日体大)○[Tフォール、3:10=10-0]●松雪泰成(専大)
▼3位決定戦
吉田隆起(拓大)○[2-1]●榎本凌太(同志社大)
山崎弥十朗(早大)○[Tフォール、5:05=12-1]●大山博貴(明大)
《7位以下順位》[7]長知宏(国士舘大)、[8]青木奏太(法大)
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【97kg級】=25選手出場
▼決勝
園田平(拓大)○[フォール、2:44=8-0]●吉川裕介(山梨学院大)
▼3位決定戦
二ノ宮寛斗(明大)○[Tフォール、4:24=11-0]●執行優大(福岡大)
石黒峻士(日大)○[Tフォール、3:49=10-0]●近藤千加良(国士舘大)
《7位以下順位》[7]守部克秀(青山学院大)、[8]松本直毅(早大)
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【125kg級】=18選手出場
▼決勝
ボルチン・オレッグ(山梨学院大)○[6-2]●山本泰輝(拓大)
▼3位決定戦
日坂侃生(中大)○[フォール、1:07=4-0]●藤田悠矢(中京学院大)
山本泰丈(日大)○[Tフォール、5:31=12-2]●宮原将裕(大東大)
《7位以下順位》[7]奈良勇太(日体大)、[8]伊藤昌(国士舘大)