※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。
世界ジュニア選手権第2日は8月31日、フランス・マコンで男子グレコローマン4階級が行われ、55kg級の難波陽(青山学院大)が銀メダルを獲得した。他の3選手は、いずれも初戦で敗れ、敗者復活戦には回れなかった。
難波は初戦の2回戦で欧州ジュニア選手権2位のウクライナ選手をテクニカルフォールで破り、3回戦でインド選手、準決勝で (イラン)を破った。しかし、決勝で欧州ジュニア選手権3位のダト・チカルティシビリ(ジョージア)に2-3で惜敗。優勝を逃した。
男子グレコローマンの銀メダル獲得は、現在の年齢区分(18~20歳)になってから初めて。
この日で男子グレコローマンが終了。日本は銀メダル1個で、昨年の銅メダル1個に続いてメダルを確保した。国別対抗得点は15点で12位。ジョージアが4階級で優勝し、国別対抗得点で優勝した。
各選手の成績は下記の通り。
◎男子グレコローマン
【55kg級】難波陽(青山学院大) 2位=20選手出場
決 勝 ●[2-3]Dato Chkhartishvili(ジョージア)
準決勝 ○[Tフォール、5:16=9-0]Meysam Karamali Dalkhani(イラン)
3回戦 ○[3-1]Kumar Raj(インド)
2回戦 ○[Tフォール、5:55=8-0]Zhora Abovian(ウクライナ)
1回戦 BYE
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【66kg級】中橋涼(日体大) 24位=31選手出場
1回戦 ●[1-6]Joilson De Brito Ramos Junior(ブラジル)
※敗者復活戦へ回れず
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【84kg級】藤井達哉(青山学院大) 21位=25選手出場
1回戦 ●[1-5]Nicu Samuel Ojog(ルーマニア)
※敗者復活戦へ回れず
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【120kg級】伊藤匠汰(青山学院大) 15位=22選手出場
1回戦 ●[2-2]Gamzatkhan Israpilov(アゼルバイジャン)
※敗者復活戦へ回れず
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《国別対抗得点》
[1]ジョージア 51点、[2]ロシア 40点、[3]イラン 34点、[4]キルギス 32点、[5]カザフスタン 31点、[6]トルコ 30点、…[12]日本 15点