※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。
(取材=増渕由気子)
男子グレコローマン66kg級を制した川瀬克祥(岩手県協会)
大学4年の前半までフリースタイル中心でしたが、東京オリンピックはグレコローマン66kg級で目指したいと思っています。(フリースタイルでは)低いタックルに入った時、あごを強打して脳しんとうを起こしてしまうことが度々ありました。グレコローマンでは低いタックルに入ることがなく、衝撃も少ないし、自分のスタイル的にも適応できると踏んでの転向です。
学生時代のグレコローマンの成績はインカレ3位と国体2位があります。グレコローマンを本格的に始めて1年ちょっとなので、覚えることがたくさんあります。日体大に出げいこに行く時は、いろいろ吸収したいです。盛岡工高の巣内哲司監督はグレコローマンが専門ですから、岩手でもしっかりと教えていただいて力を伸ばしたいです。次の目標は国体と全日本選手権で優勝することです」
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グレコローマンに専念する岡嶋勇也(拓大クラブ)
学生時代は、グレコローマンで2年連続学生王者など結果を残していますが、練習はフリースタイルが中心で、グレコローマンを本格的に練習し始めたのは、4年生の全日本大学選手権が終わった後から。まだ日が浅いです。これまで基礎体力で勝ってきた部分があるので、今後はしっかりと練習を積んでいきたいです。
階級は85kg級でやっていく予定です。(今大会98kg級で優勝した)角とは同い年。けれども、これまで一度も対戦したことがない。今後は対戦することになると思うので、勝てるように準備をしていきたいです」
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特別表彰を受けた尾藤広光(京都東山)
弱いのですが、レスリングを続けることがモチベーションです。けがだらけですが、曲がりなりにもレスリングができているというのが自分のラインです。レスリングができなくなったら自分じゃないです。コンディションの把握が楽しいです。ドクターストップがかかるまで出続けたいです。今回特別表彰を受けたことは、とても恐縮です。ありがとうございました」