2016.07.01

2014年世界チャンピオンの浜田千穂選手がキッコーマンに入社

※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。

 食品会社のキッコーマン株式会社は6月30日、2014年世界選手権(ウズベキスタン)の女子55kg級で優勝した浜田千穂選手(23歳)を7月1日付で採用することを発表した(クリック)。

 日本オリンピック委員会(JOC)のトップ・アスリートの就職支援ナビゲーション「アスナビ」による採用。同社によると、「アスナビ」を活用したトップ・アスリートの採用は、カヌーの竹下百合子選手、水泳の上田春佳選手(現在は引退)に続き3人目という。
    
 同社は「世界の頂点を目指し挑戦するトップ・アスリートの姿は、キッコーマンしょうゆをグローバルスタンダードの調味料にするために挑戦し続ける当社の姿勢と共通する」とし、浜田選手が競技に専念できる環境を整え、「グループ一丸となって応援してまいります」としている。

 同社は全日本空手道連盟のオフォシャルスポンサーでもある。

 浜田選手は2014年に世界一に輝いた後、リオデジャネイロ・オリンピック出場を目指し、オリンピック階級の53kg級に階級を下げて挑んだが、吉田沙保里選手の壁を越えられなかった。2020年東京オリンピックへ向けては、58kg級で挑むことを決めているが、今年12月にハンガリーで非オリンピック階級の世界選手権が開催されるため、今年は55kg級で闘う可能性もあるという。