2016.06.24

86kg級以外のオリンピック代表はまだ決めず…ロシア・男子フリースタイル

※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。

 ロシア・男子フリースタイルのオリンピック代表選考の一環だったジオルコウスキ国際大会(ポーランド・スパワ)が終わり、ジャムボラト・テデエフ・ヘッドコーチはロシア協会のホームページに、トップ選手3人が出場した125kg級を含め、「また発表はできない。決まっているのは86kg級(アブデュルラシド・サデュラエフ)だけ。24日からの合宿を見たい」と話し、最後まで競わせる方針を示した。

 125lg級は昨年の世界選手権3位のバイリャル・マホフが、決勝でロシア選手権優勝のムハマドガジ・マゴメドフを11-0のテクニカルフォールで破って優勝。2004年アテネ大会を含めて世界一に6度輝いているハジムラド・ガチャロフは準決勝でマホフにフォール負けして3位に終わっていた。

 61kg級で3位に終わった2012年ロンドン・オリンピック55kg級優勝のジャマル・オタルスルタノフも候補の一人という。