※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。
決勝で闘う伊調馨。再起戦を優勝で飾った
同男子グレコローマン66kg級の井上智裕(三恵海運)は初戦敗退。同級は下山田培(日体大)が3位に入賞した。同男子フリースタイル74kg級の高谷惣亮(ALSOK)は負傷のため、大事をとった。
伊調は、初戦の2回戦で3月の欧州選手権優勝のナタリア・シニシン(アゼルバイジャン)を6-0で破り、準決勝は昨年の世界選手権3位のユリア・ラトケビッチ(アゼルバイジャン)にフォール勝ち。決勝は、2月のアジア選手権と3月のオリンピック・アジア予選を連続優勝したアイスル・チニベコワ(キルギス)に7-4で勝った。
男子フリースタイル125kg級に出場した山本泰輝(拓大)は初戦敗退。同65kg級出場予定だった藤波勇飛(山梨学院大)は大会2日前の練習で右ひじを痛め、出場しなかった。
男子フリースタイルは「ジオルコウスキ国際大会」、男子グレコローマンは「ピトラシンスキ国際大会」で、女子の「ポーランド女子国際大会」の3大会が合同で行われている。
各選手の成績は下記の通り。
![]() 女子58kg級表彰式 |
![]() 男子グレコローマン66kg級表彰式 |
◎女子
【58kg級】伊調馨(ALSOK) 優勝=10選手出場
決 勝 ○[7-4]Aisulu Tynebekova(キルギス)
準決勝 ○[フォール、2-2]Yuliya Ratkevich(アゼルバイジャン)
2回戦 ○[6-0]Natalya Sinishin(アゼルバイジャン)
1回戦 BYE
◎男子グレコローマン
【66kg級】井上智裕(三恵海運) 20位=22選手出場
1回戦 ●[Tフォール、0-8]Aram Vardanyan(ウズベキスタン)
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【66kg級】下山田培(日体大) 3位=22選手出場
3決戦 ○[Tフォール、10-2]Artur Politaiev(ウクライナ)
準決勝 ●[0-5]Ryu Han Su(韓国)
3回戦 ○[2-0]Elbahja Hilal(モロッコ)
2回戦 ○[Tフォール、8-0]Edg Venckaitis(リトアニア)
1回戦 BYE
◎男子フリースタイル
【125kg級】山本泰輝(拓大) 18位=19選手出場
1回戦 ●[0-7]Kamil Skaskiewicz(ポーランド)