2016.06.11

韓国のオリンピック代表が決定…男子グレコローマン59kg級は選手交代

※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。

 韓国の朝鮮日報が報じたところによると、韓国のリオデジャネイロ・オリンピックのレスリングの代表が正式に決定した。

 オリンピック連覇を目指す男子グレコローマン75kg級のキム・ヒョンウら、下記の男子5選手。男子グレコローマン59kg級は、オリンピック世界予選第1戦で出場枠を取った世界7位のキム・スンハではなく、2014年世界選手権9位のリー・ユンベグが代表権を獲得した。女子は出場枠を取れなかった。

 同紙によると、韓国レスリング協会による金メダル獲得選手の報奨金は1億ウォン(約920万円)で、最低1個の金メダルを期待しているという。

 同国は1976年モントリオール大会から2004年アテネ大会まで、不参加だった1980年モスクワ大会を除いて7大会連続で金メダルを獲得し、2008年北京大会で途切れたが(銅メダル1個)、2012年にはキム・ヒョンウが男子グレコローマン66kg級で優勝した。


 ◎リオデジャネイロ・オリンピック韓国代表

 【男子グレコローマン】
▼59kg級 Lee Jung-Baek =2014年世界選手権9位
▼66kg級 Ryu Han-Soo =2013年世界選手権66kg級優勝/2015年世界選手権2位
▼75kg級 Kim Hyeon-Woo =2012年ロンドン・オリンピック66kg級優勝

 【男子フリースタイル】
▼57kg級 Yun, Jun-Sik=2014年アジア大会3位/2016年オリンピック・アジア予選2位
▼86kg級 Kim, Gwan-Uk=2014年アジア大会3位/2016年オリンピック世界予選最終戦2位