※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。
今年初の十日町合宿をスタートした女子オリンピック・チーム
オリンピックの開会式(8月5日)まで2ヶ月を切り(レスリングは8月14日開始)、日本オリンピック委員会(JOC)が代表選手を承認するなど、日増しにオリンピック・ムードが高まっていくが、練習を指揮した笹山秀雄コーチ(自衛隊)は「まだ2ヶ月ある。今は十分に息を上げ、体力をつけさせたい」と、自然の中で体力トレーニングに力を入れる方針。
通称“金メダル坂”での坂道ダッシュなど、徹底した体力づくりが行われる予定。
一方、今月初めにフォリピン・マニラであったアジア・ジュニア選手権で中国の選手がアンクルホールドを多用するなどの報告を受け、「ジュニアで使っている技をシニアでも使ってくる可能性がある」として、技術面の対策もやる予定。
2月のアジア選手権(タイ)では登坂絵莉(東新住建)が中国選手相手に終了間際にもつれてやられており、中国は要注意の国。笹山コーチは「しっかり対策を練りたい」としている。
合宿は14日まで行われる。(写真=チーム提供)
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