2016.05.29

大韓航空機事故に関連して計量で特別措置

※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。

 5月27日午後0時40分ころ、羽田空港で発生した大韓航空の出火事故により、同空港が閉鎖されて多くのフライトは欠航となったが、飛行機で上京する予定だった女子75kg級に出場予定だった斎藤未来選手(日本文理大)が同日の計量時間に間に合わなくなった。

 審判委員会では、「不慮の事故によるやむをえないケース」として、実行委員会の承認のもと、計量の最後に代理で抽選を実施。翌日午前9時に計量を実施した。

 世界選手権などの国際大会でも、事故や天候などやむをえない理由で計量に遅れた場合は、同様の救済措置がとられるケースがあるという。