※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。
世界を3度制したマルチネ・ダグレニエ(カナダ)
日本からの選出はなかった。日本からは2009年に吉村祥子さんが選ばれて以来、選出されていない。
今年の受賞者は下記の15人。リオデジャネイロ・オリンピック期間中の8月12日に表彰式が行われる。
◎役員
■リック・ツチ(米国) 役員としてオリンピックに8度参加。1990~2012年に国際レスリング連盟(FILA=現UWW)のインストラクターを務める。
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◎コーチ
■ウイリアム・ビル・ファーレル(米国) ニューヨーク・アスレチックス代表を務め、ダン・ゲーブルなど米国のオリンピック金メダリストの指導者。
■ビクトル・クズネチョフ(ロシア) オリンピック3度連続優勝のアレクサンダー・カレリン(ロシア)のコーチ
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◎リーダーシップ
■マニュエル・ロドリゲス(メキシコ) 1972~80年メキシコ・レスリング協会会長。1980~82年の副会長を含め、1978-1982にFILA理事。
■ジョー・スケルツォ(米国) 1973年にスタートした男子フリースタイル・ワールドカップの創設者。13度にわたって米国・トレドで開催し、1962年と1966年には世界選手権も開いた。
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◎選手(女子)
■イネ・バーリー(ノルウェー) 1987年と1992年の世界女子選手権61kg級で優勝。他に銀メダル2個、銅メダル1個を獲得。女子レスリングの初期を支えた。
■マルチネ・ダグレニエ(カナダ) 2008・09・10年の世界選手権67kg級で3年連続優勝。他に、銀メダルを3度取った。
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◎選手(男子グレコローマン)
■アナトリー・コレソフ(ロシア) 1964年東京オリンピック78kg級優勝のほか、世界選手権3度優勝。
■エクトル・ミリアン(キューバ) 1992年バルセロナ・オリンピック100kg級優勝のほか、世界選手権で1度優勝。他に、銀メダル3個、銅メダル1個を獲得。
■ステファン・ルス(ルーマニア) 1980年モスクワ・オリンピック68kg級優勝を含め、オリンピックで3度メダル獲得。他に世界選手権2度優勝。
■ヤノス・バルガ(ハンガリー) 1968年メキシコ・オリンピック57kg級優勝のほか、世界選手権で2度優勝。
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◎男子フリースタイル
■ダビッド・ゴベジシビリ(ジョージア) 1988年ソウル・オリンピック130kg級優勝を含め、オリンピックで3度メダル獲得。他に、世界選手権2度優勝。
■パク・ヤンスーン(朴章洵=韓国) 1992年バルセロナ・オリンピック74kg級優勝を含め、オリンピックで2度メダル獲得。他に世界選手権1度優勝。
■デーブ・シュルツ(米国) 1984年ロサンゼルス・オリンピック74kg級優勝。他に、世界選手権1度優勝。
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◎オーダー・オブ・メリット
■ハロルド・チュネマン(ドイツ) スポーツ医科学者。1973年からスポーツ医科学のメンバーでFILA~UWWを支えている。