福岡大が30季ぶり25度目の優勝…西日本学生春季リーグ戦
※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。
西日本学生春季リーグ戦最終日は５月15日、大阪・堺市金岡公園体育館で決勝までが行われ、昨年秋季に予選３位だった福岡大が予選Ａグループ１位となり、優勝決定戦で予選Ｂグループ１位の中京学院大を５－２で破って優勝。2001年春季以来、30季ぶり25度目の優勝を果たした。
福岡大は、初日に昨季まで３季連続優勝中だった同志社大を４－３で撃破。勢いに乗り、リーグ戦全勝で駆け抜けてＡグループを通過。優勝決定戦でも１番手から４番手までの選手が勝ち（注＝西日本リーグ戦の試合順は抽選で決まる）、あっさり優勝を決めた。
２位の中京学院大は前季に続く２位。今回も予選グループ優勝は果たしたものの、優勝まであと一歩届かなかった。３位には徳山大が入り、３連覇中の同志社大は４位だった。九州共立大は７・８位決定戦で日本文理大に敗れて一部最下位となり、秋季の二部降格が決まった。
二部リーグは関大が全勝優勝を飾り、一部昇格を決めた。２位は関西学院大、３位は桃山学院大だった。
各試合結果と個人賞は下記の通り。（小文字は第１日の試合結果）
（文・撮影＝増渕由気子）
 福岡大・池松和彦監督の胴上げ |
 15年、30季ぶりに栄冠を手にした福岡大 |
| 一部・二部星取表 | 一部リーグ（内訳成績） | 二部リーグ（内訳成績） | 個 人 賞 |
◎個人賞
【八田杯（Ⅰ部最優秀選手）】花山尚生（福岡大）、【松井杯（Ⅰ部敢闘賞）】吉田浩大（中京学院大）、【小田原杯（Ⅱ部最優秀選手）】山岡将也（関西大）、【井川杯（Ⅱ部敢闘賞）】茶圓要（関西学院大）
◎一部リーグ
【ファイナル】
▼決勝
福岡大○［５－２］●中京学院大
▼３位決定戦
徳山大○［４－３］●同志社大
▼5･6位決定戦
立命館大○［６－１］●近大
▼7･8位決定戦
日本文理大○［４－３］●九州共立大
（福岡大は30季ぶり25度目の優勝、二部優勝の関大が一部へ昇格し、九州共立大は二部降格）
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【Ａグループ】
▼１回戦
同志社大○［５－２］●日本文理大、福岡大○［６－１］●近大
▼２回戦
福岡大○［４－３］●同志社大、近大○［５－２］●日本文理大
▼３回戦
同志社大○［６－１］●近大、福岡大○［６－１］●日本文理大
《順位》［1］福岡大 ３勝、［2］同州立大 ２勝１敗、［3］近大 １勝２敗、［4］日本文理大 ３敗
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【Ｂグループ】
▼１回戦
中京学院大○［５－２］●九州共立大、徳山大○［５－２］●立命館大
▼２回戦
中京学院大○［５－２］●立命館大、徳山大○［５－２］●九州共立大
▼３回戦
中京学院大○［４－３］●徳山大、立命館大○［６－１］●九州共立大
《順位》［1］中京学院大 ３敗、［2］徳山大 ２勝１敗、［3］立命館大 １勝２敗、［4］九州共立大 ３敗
◎二部リーグ（総当たりリーグ戦）
▼１回戦
関学大○［６－１］●大体大、関大○［５－２］●桃山学院大、帝塚山大○［６－１］●天理大
▼２回戦
関大○［７－０］●大体大、関学大○［４－３］●天理大、桃山学院大○［４－３］●帝塚山大
▼３回戦
大体大○［３－３］●天理大、関学大○［５－２］●桃山学院大、関大○［４－３］●帝塚山大
▼４回戦
桃山学院大○［４－３］●大体大、関学大○［４－３］●帝塚山大、関大○［５－２］●天理大
▼５回戦
帝塚山大○［６－１］●大体大、桃山学院大○［５－２］●天理大、関大○［４－３］●関学大
《順位》［1］関大 ５勝、［2］関学大 ４勝１敗、［3］桃山学院大 ３勝２敗、［4］帝塚山大 ２勝３敗、［5］大体大 １勝４敗、［6］天理大 ５敗
