※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。

女子最重量級でロシアの2連覇を目指すエカテリナ・ブキナ(前回はナタリア・ボロビエワが優勝)
【イスタンブール(トルコ)、池田安佑美】リオデジャネイロ・オリンピック世界最終予選がトルコ・イスタンブールで行われており、第2日の女子では58kg級のワレリア・コブロワと75kg級のエカテリナ・ブキナの2階級でロシアが優勝。ロシア女子は6階級のうち、53kg級を除いた5階級で出場枠を獲得した。
ロシア男子はすでに全階級で出場枠を獲得しており、同国は女子の試合をもって予選が終了。計17階級という出場枠数は、国別でみると断トツのトップ。2位のアゼルバイジャンの14階級(男子フリースタイル6、男子グレコローマン5、女子3)を3階級上回った。
最終日に男子フリースタイルが残っているが、同スタイルの出場枠が2の中国が、残りの4階級でオリンピック出場枠を獲得しても16にとどまるため、ロシアの出場枠数のトップが確定した。
女子が終了した段階で、3位は米国とトルコが13階級で並んでいる。
■出場枠獲得数上位(世界予選最終戦・女子終了時)
国 名 |
男子フリー |
男子グレコ |
女 子 |
合計 |
ロシア |
6 |
6 |
5 |
17 |
アゼルバイジャン |
6 |
5 |
3 |
14 |
米 国 |
5 |
4 |
4 |
13 |
トルコ |
5 |
3 |
5 |
13 |
中 国 |
2 |
5 |
5 |
12 |
カザフスタン |
5 |
3 |
4 |
12 |
イラン |
6 |
6 |
0 |
12 |