2016.05.08

ロシアが18階級中17階級でオリンピック出場、国別では断トツの1位が確定

※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。

 【イスタンブール(トルコ)、池田安佑美】リオデジャネイロ・オリンピック世界最終予選がトルコ・イスタンブールで行われており、第2日の女子では58kg級のワレリア・コブロワと75kg級のエカテリナ・ブキナの2階級でロシアが優勝。ロシア女子は6階級のうち、53kg級を除いた5階級で出場枠を獲得した。
 
 ロシア男子はすでに全階級で出場枠を獲得しており、同国は女子の試合をもって予選が終了。計17階級という出場枠数は、国別でみると断トツのトップ。2位のアゼルバイジャンの14階級(男子フリースタイル6、男子グレコローマン5、女子3)を3階級上回った。
 
 最終日に男子フリースタイルが残っているが、同スタイルの出場枠が2の中国が、残りの4階級でオリンピック出場枠を獲得しても16にとどまるため、ロシアの出場枠数のトップが確定した。
 
 女子が終了した段階で、3位は米国とトルコが13階級で並んでいる。
 
■出場枠獲得数上位(世界予選最終戦・女子終了時)
 
国  名 男子フリー 男子グレコ 女  子 合計
ロシア 17
アゼルバイジャン 14
米  国 13
トルコ 13
中  国 12
カザフスタン 12
イラン 12