2016.05.07

男子フリースタイル97kg級・山口剛(ブシロード)が、けがのためオリンピック予選代表を辞退 山本康稀(GSA)が出場

※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。

 【イスタンブール(トルコ)、池田安佑美】リオデジャネイロ・オリンピック世界予選最終戦(トルコ・イスタンブール)に出場予定だった男子フリースタイル97kg級代表の山口剛(ブシロード)が、けがのため代表を辞退し、8日の試合には、全日本選手権2位の山本康稀(GSA)が出場することになった。
 

 山口は3月のアジア予選(カザフスタン)、4月の世界1次予選(モンゴル)に続いて世界予選最終戦(トルコ)と3大会連続でオリンピック予選に出場する予定だったが、5月1日の練習中に、右足のハムストリングを部分断裂。全治4~6か月と診断され、都内の病院に緊急入院して超音波治療などできる限りの処置を行った。

 3日にはトルコに出発。現地でも回復に努めていたが、5日の練習で山口自身が「ベストから程遠い」と代表辞退を決断し、コーチ陣に申し出た。