※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。
元ロシアのウズベキスタン選手を破れず決勝進出ならなかった山口(青)
◎男子フリースタイル
【65kg級】前田翔吾(クリナップ) 20位=27選手
1回戦 ●[1-2]Sayatbek Okassov(カザフスタン)
《試合経過》第1ピリオド、前田はアクティブタイムで得点できずに1失点。第2ピリオドは、序盤に相手にアクティブタイムが課せられて得点できず、今度は前田に1点が入って1-1の内容でリードした形に。だが、守りに入ってしまい、終盤の相手のラッシュで場外へ出された。審判は当初、0ポイントの判定だったが、相手のチャレンジにより1点とされてしまった。残り5秒、攻撃したものの力及ばず敗退。
【86kg級】松坂誠應(日体大) 18位=23選手出場
1回戦 ●[1-8]Tamerlan Tagziev(カナダ)
《試合経過》第1ピリオド、先にパッシーブを取り、相手に30秒ルールを課した松坂だったが、その30秒を守り切れず、逆に2失点。第2ピリオドは先にタックルで攻めるが、カウンターで2失点。グラウンドに持ちこまれてさらに2点を失う。残り1分すぎにコーションを取って1点返すが、終盤に勝負に出たがぶり返しを抑えられ、2点を失って試合終了。
【97kg級】山口剛(ブシロード) 9位=20選手出場
敗復戦 ●[1-3]Kim Jaegang(韓国)
《試合経過》第1ピリオドは山口が、第2ピリオドは韓国が、それぞれ30秒ルールで攻めきれず、お互いに1失点。ラストポイントによって山口が後半までリードする展開になったが、ラスト30秒、山口は相手の攻撃をこらえ切れず、痛恨のテークダウンを喫した。
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3回戦 ●[Tフォール、4:31=0-11]Magomed Idrisovitch Ibragimov(ウズベキスタン)
《試合経過》第1ピリオドの1分すぎに山口がタックルを仕掛けたが、カウンターで投げられて4失点。再度投げから崩されて1失点。第2ピリオドもタックルなどで攻められて、終わってみればテクニカルフォール負けだった。
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2回戦 〇[6-0]Jozef Jaloviar(スロバキア)
《試合経過》山口がスタンド戦で常に優勢に立ち、相手の30秒ルール中に場外ポイントで1点。さらにタックルで2点。第2ピリオドもスタンド戦で優位に進めた山口が最後まで攻め続け、6-0で勝利した。
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1回戦 BYE
【125kg級】山本泰輝(拓大) 14位=17選手出場
2回戦 ●[フォール、0:39=4-4]Khasanboy Rakhimov(ウズベキスタン)
《試合経過》第1ピリオドの開始早々、山本が両足タックルで2点、ローリングで2点で4点を奪ったが、直後に組みついたところを投げられて、そのままフォール負け。
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1回戦 BYE