※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。
先頭のプラカードを持つ小島有紗さん(新潟・北越)
練習は3回くらいやったそうだが、選手が後ろにいるのといないのとでは大違い。緊張の度合いが違うという。開会式の時も、選手団のさらに前にいるわけで、嫌でも注目される場所。「緊張しました」という言葉を何度も使い、大役を振り返った。
女子高校生に多い病気に貧血があり、立つ時間が長くなることで倒れてしまうケースもよく起こる。そうならないように、「朝ごはんをしっかり食べて、体調をしっかり整えてきました」と言う。
高校では吹奏楽部に所属。レスリング部とは直接のつながりはないが、昨年も大会役員として参加し、レスリングを目の当たりにしている。「きつい、というか、怖い、というイメージもあります」と言うが、「面白さは感じました」と言う。
全国から強豪が集まっての大会は、自身にとっても刺激になる様子。吹奏楽部では、県内の演奏会を勝ち抜いて西関東大会に出場という目標がある。「自分も頑張りたいと思います」と話した。