2016.03.27

馳浩文部科学大臣を迎えて風間杯全国高校選抜大会が開幕

※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。

 第59回を迎えた風間杯全国高校選抜大会が3月27日、新潟・新潟市体育館で開幕。開会式では、馳浩文部科学大臣、新潟市の篠田昭市長、日本協会の今泉雄策副会長、富山英明常務理事、栄和人強化本部長らも参列した。

 大会会長の池田進・新潟県協会会長は「今年はリオデジャネイロでオリンピックが開催され、皆さんの先輩が出場権獲得を目指して頑張っている。この大会をきっかけに世界へ向けてはばたいていった諸先輩に劣らぬすばらしい闘いを期待したい」とあいさつ。

 馳浩大臣は「今年のシーズンがこの大会から始まる。冬の間にじっくり鍛えた実力を発揮できるよう頑張ってほしい。私も38年前に、この大会で試合しました(石川・星稜高卒)。1回戦で負けましたが、とても緊張しました。緊張の中でも自分の力を出し切ってほしい」と激励するとともに、「教育の一環の大会です。審判団に無礼のないように」と注文した。

 篠田市長は「日本のオリンピック選手で最も多くの金メダルを取ったのが新潟南高校出身の体操の加藤沢男さん。この会場で何度も練習し、試合もした。歴史のある体育館で全力を出してくれることを期待します」とあいさつした。

 開会式のあと学校対抗戦がスタート。 3回戦までが行われ、2年連続3度目の優勝を目指す京都八幡(京都)は順当に勝ち抜いた。しかし、昨年2位の花咲徳栄(埼玉)は3回戦で鹿屋中央(鹿児島)に3-4で敗れた。

 初出場の柏日体(千葉)は、3階級を欠きながらも2試合を勝ち、ベスト8へ進出した。

 《ベスト8進出校》
飛龍(静岡)、柏日体(千葉)、鹿屋中央(鹿児島)、和歌山北(和歌山)、玉名工(熊本)、韮崎工(山梨)、京都八幡(京都)、いなべ総合学園(三重)

1~3回戦結果