【オリンピック・アジア予選／展望（13）】カザフスタンが大きく抜け、イランなどが追う…男子グレコローマン130kg級
※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。
《大会日程》
３月18日（金） 男子フリースタイル57・74kg級／男子グレコローマン59・85kg級／女子53・69kg級
19日（土） 男子フリースタイル65・97kg級／男子グレコローマン75・130kg級／女子58・75kg級
20日（日） 男子フリースタイル86・125kg級／男子グレコローマン66・98kg級／女子48・63kg級
《男子グレコローマン130kg級展望》
【出場枠獲得済みの国】なし
【状況】
アジアから出場枠を獲得している国はなく、オール・アジアの闘い。カザフスタンが大きく抜けており、イラン、韓国、キルギスも強い。
－－－－－－－－－－－－－－－－ アジア・ナンバーワンの実力者、ヌルマカン・ティナリエフ（カザフスタン）
ヌルマカン・ティナリエフ（カザフスタン＝28歳）が2010・14年アジア大会や2013・15年アジア選手権などを制しており、今回も優勝候補の筆頭。実力を発揮するか。
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【イラン】
2012年ロンドン・オリンピック120kg級７位、2014年アジア大会３位で２月のハンガリー・グランプリ２位のアスガリ・ババジャンザデフ（26歳）が正エントリーで、控えに2014年アジア選手権優勝のベフナム・メフディザデフ（27歳）。どちらが出てきても、優勝を狙える実力者だ。
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【韓国】
2014年アジア大会２位のキム・ヨンミン（韓国）がエントリー。昨年の世界選手権は10位の選手で、アジアの闘いでもトップを狙える実力者だろう。ただ、昨年のアジア選手権は12位に低迷している。
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【キルギス】
2015年世界選手権７位のムラト・ラモノフ（25歳）が出てくる。２月のアジア選手権は２位で、アジアの闘いを勝ち抜く実力はある。
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【中国】
2015年アジア選手権２位のメン・キアン（28歳）は、今年１月のパリＧＰと２月のハンガリーＧＰで連続優勝。後者では決勝でイラン代表が予想されるアスガリ・ババジャンザデフを破っているので、優勝を狙える実力はある。
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【その他】
２月のアジア選手権で３位に入ったナビーン・ナビーン（インド）、昨年３位のムラディアン・ツイチエフ（タジキスタン＝33歳）などもあなどれまい。
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《エントリー国》
カザフスタン、イラン、中国、キルギス、韓国、ウズベキスタン、インド、タジキスタン、日本
