2016.02.28

東日本学生リーグ戦は5月11日(水)~13日(金)…東日本学生連盟理事会

※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。

 東日本学生連盟は2月27日、都内のホテルで理事会を開催し、2016年度の大会日程を下記の通り発表した。秋季新人選手権は会場の都合で11月中の開催が難しく、12月にずれこむ予定。

《東日本学生連盟主催・主管大会》
■5月11日(水)~13日(金):東日本学生リーグ戦(東京・駒沢体育館)
■6月23日(木)~24日(金):東日本学生春季新人選手権/東日本学生女子選手権(同)
■12月上旬:東日本学生秋季新人選手権(同)

《全日本学生連盟主催大会》
■8月25日(木)~28日(日):全日本学生選手権(大阪・堺市金岡公園体育館)
■10月22日(土)~23日(日):全日本大学グレコローマン選手権(山形・上山市)
■11月12日(土)~13日(日):全日本大学選手権(愛媛・宇和島市)

 5月の東日本学生リーグ戦では、二部リーグの参加大学が4大学になる見込みが報告された。多賀恒雄会長(明大教)は「今年は現行でやる」としたうえで、「二部リーグの選手の試合を増やしたい」と、2017年度以降のリーグ編成改正の必要性に言及。リーグ編成に関する意見や、一部の大学が二部に割り振られた時の推薦制度への影響などの意見を求めたうえで、5月のリーグ戦の時に行われる理事会での再度検討することとした。

 他に、1・2年生はJOC杯と2度の新人選手権があるのに対し、3年生になると、チームのレギュラー以外の選手は全日本学生選手権しか出場機会がないため、3・4年生を対象とした東日本学生選手権の新設案があることが報告された。リーグ戦の案件と同様、次回の理事会での議題とすることになった。

 出席していた全日本学生選手権の藤沢信雄会長(大東大職)より、日本協会から学生の強化を要請され、予算も認められたので、全日本学生選手権の1~3位の選手を集めた合宿を9月に東京・味の素トレーニングセンターで実施したい旨が報告された。

 9月1~4日が予定されていたが、世界ジュニア選手権(8月30日~9月4日、フランス・マコン)と重なることが指摘され、可能であるなら時期をずらすことになった。

 今年は10月25~30日にトルコで世界学生選手権が予定されている。通常は前年の全日本学生選手権の優勝を派遣し、選手生活からの引退などがあった場合は全日本大学選手権、全日本大学グレコローマン選手権の優勝者を選抜していたが、学生で全日本王者に輝いた選手や、今年8月の全日本学生選手権の優勝選手らと選考試合を行い、その時点での最強メンバーを派遣するべきでは、との案が出た。

 大会のエントリー締め切り日や予選を実施することが可能かなどを勘案し、早急に代表選考方法を決めることとした。

 理事会のあとは、寺尾浩幸委員長(明大)ら学生委員の送別会が行われ、1年間、大会運営などを支えた学連委員の労がねぎらわれた。来年度の委員長は、村上悠仁(ゆうじ=国士舘大)選手が務める。