※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。
不戦敗を除き2003年以来の敗戦を喫した伊調馨(ALSOK)=UWWオフィシャルカメラマン・保高幸子
伊調は2007年5月のアジア選手権(キルギス)で不戦敗を喫したあと白星街道を続けており、連勝記録は「108」でストップ。実際に闘った試合となると、2003年3月のクリッパン女子国際大会(スウェーデン)以来で、190試合目で黒星を喫した。
プレブドルジは1993年12月25日生まれの22歳。世界レスリング連盟(UWW)のデータベースによると、13歳からレスリングを始め、2010年アジア・カデット選手権55kg級5位、2012年世界ジュニア選手権同8位を経て、2013年モンゴル・オープン同級で優勝。2013ユニバーシアードで5位などはあるが、世界選手権への出場経験はない。
53kg級の浜田は初戦の2回戦で2014年欧州選手権優勝のマリア・グロバ(ロシア)、準決勝で昨年の世界選手権55kg級2位イリナ・オロゴノバ(ロシア)を破りながら、決勝で昨年12位のルボフ・サルニコワ(ロシア)に敗れた。
60kg級の香山芳美(早大)は初戦を勝ったあと、準決勝と3位決定戦で敗れて5位。69kg級の古市雅子(日大)は初戦で敗れ、敗者復活戦に回れなかった。
各階級の成績は下記の通り。
◎女子
【53kg級】浜田千穂(クリナップ) 2位=17選手出場
決 勝 ●[1-8]Lyubov Salnikova(ロシア)
準決勝 ○[6-3]Irina Ologonova(ロシア)
3回戦 ○[3-1]Irina Kisel(カザフスタン)
2回戦 ○[8-4]Mariya Gurova(ロシア)
1回戦 BYE
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【58kg級】伊調馨(ALSOK) 2位=13選手出場
決 勝 ●[Tフォール、5:09=0-10]Orkhon Purevdorjh(モンゴル)
準決勝 ○[Tフォール、3:00=12-0]Gantuyaa Ehkhbat(モンゴル)
2回戦 ○[Tフォール、3:24=12-1]Anna Sherbakova(ロシア)
1回戦 ○[Tフォール、13-0]Tserenchimed Sukhee(モンゴル)
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【60kg級】香山芳美(早大) 5位=8選手出場
3決戦 ●[フォール、6:00=1-6]Natalya Fedoseeva(ロシア)
準決勝 ●[2-3]Yuliya Prontsevich(ロシア)
1回戦 ○[フォール、5-0]Madina Bakbergenova(カザフスタン)
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【69kg級】古市雅子(日大) 10位=12選手出場
1回戦 ●[Tフォール、1-11]Zhamila Bakbergenova(カザフスタン)
※敗者復活戦へ回れず