2016.01.28

男子グレコローマンの全日本チームがハンガリー遠征へ出発

※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。

 男子グレコローマンでオリンピック予選に挑むチームが1月27日、羽田空港発の日本航空でハンガリー遠征に出発した。ロンドン経由でブダペストに入り、欧州選手と合同合宿。2月6~7日にソンバトヘイで行われる「ハンガリー・グランプリ」に出場して帰国する。

 元木康年監督(自衛隊)は「オリンピック予選を前にして、外国選手を相手にした貴重な練習の場。外国選手対策をしっかりしてきたい。予選に出場が予想される選手の情報をしっかりと取ってきて、今後に役立てたい」と、遠征の意義を話した。

 チームは各階級の一番手選手と3階級のみ2番手選手。オリンピック経験者もいれば、66kg級の高橋昭五(日体大)ら全日本遠征に初参加の選手もいる。元木監督は「ベテランが若手を引っ張り、意見交換しながらチーム一丸となって挑みたい」と、新旧混合チームの踏ん張りに期待した。

 「ハンガリー・グランプリ」は毎冬、欧州の一線級選手が出場することで有名な大会。昨年は59kg級の太田忍(日体大)が優勝している。

 遠征メンバーは下記の通り。


 ◎役員

 【監督】元木康年(自衛隊)、【コーチ】松本慎吾(日体大教)

 【トレーナー】川崎淳(ハンズコーポレーション)

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 ◎選手

 【男子グレコローマン】
▼59kg級 太田忍(日体大)、長谷川恒平(青山学院大職)
▼66kg級 井上智裕(三恵海運)、高橋昭五(日体大)
▼75kg級 屋比久翔平(日体大)
▼85kg級 岡太一(自衛隊)、角雅人(自衛隊)
▼98kg級 斎川哲克(栃木・足利工高教)
▼130kg級 園田新(拓大)