※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。
米国女子で、3月のオリンピック・パンアメリカン予選(米国)に挑む選手が未定だった3階級のプレーオフが1月22日にアイオワ州アイオワで行われ、53kg級に55kg級世界チャンピオンのヘレン・マロウリス、58kg級にアリ・ラガン、69kg級にタミラ・メンサーが決まった。
各階級とも候補2選手による3戦2勝システム(先に2勝した方が勝者)で行われ、53kg級はマロウリスが昨年の世界選手権代表のウィットニー・コンダーに第1試合でテクニカルフォール勝ち。コンダーは第2試合を棄権した。
58kg級は昨年の世界選手権代表のラガンが60kg級で世界3位に入ったレイ・ジェイネス・プロビサーに2連勝。69kg級は世界選手権代表のイェレナ・ピロズコワが階級を落としたことで米国2位のメンサーと2014年世界選手権代表のランディ・ミラーの闘いとなり、メンサーが2連勝した。
ピロズコワは、今回は63kg級での挑戦を見送ったもようで、63kg級はプレーオフは行われなかった。