2016.01.07

40歳でのオリンピック王者、アナトリー・ロシン氏(ロシア)が死去

※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。

 ロシア・レスリング協会のホームページによると、1972年ミュンヘン・オリンピックのグレコローマン100kg以上級を40歳で制したアナトリー・ロシン氏が、長い闘病生活の末に死去したことを発表した。84歳。

 ロシン氏は1964年東京オリンピックと1968年メキシコ・オリンピックでともに銀メダル。3度目の出場となったミュンヘン大会で、世界選手権を5度制していたアレクサンダー・トモフ(ブルガリア)を破って優勝した。それまでに世界選手権で3度優勝していた。

 40歳でのオリンピック王者は、現在までも破られていない最年長王者。