※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。
日本協会は12月23日、全日本選手権終了後に理事会を開催し、9月の世界選手権(米国・ラスベガス)でメダルを取り、今大会に出場した48kg級の登坂絵莉(至学館大=今大会は53kg級)、53kg級の吉田沙保里(ALSOK=今大会は55kg級)、58kg級の伊調馨(ALSOK)、63kg級の川井梨紗子(至学館大=今大会は60kg級)、69kg級の土性沙羅(至学館大)の5選手を来年のリオデジャネイロ・オリンピックの代表に内定した。日本オリンピック委員会(JOC)の承認を得て、正式決定となる。
女子で唯一オリンピック出場枠を取れなかった75kg級は、今大会で優勝した渡利璃穏(アイシン・エィ・ダブリュ)を3月のオリンピック・アジア予選(カザフスタン)に派遣する。
男子はオリンピック実施の各スタイル6階級で、今大会の1、2位選手を予選出場の資格者とした。事前の決定では、優勝選手に3大会中2大会を選択させることになっているが、まだ希望を聞いていないため、どの選手をどの予選に派遣するかは決めなかった。
優勝選手が出場枠を取れば日本代表に内定、2位の選手が出場枠を取った場合は、優勝選手とプレーオフを実施する。