※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。
9月の世界選手権で優勝、13度目の世界一に輝いた
大賞は伊調選手と体操の男子日本代表チームに絞られた末、世界選手権で5試合を無失点で勝ち抜いて圧勝優勝した伊調選手が選ばれた。
日本スポーツ賞は1951年に制定された賞。各競技団体から当該年に最も活躍した選手として推薦された個人またはチームの中から、1名または1チームが大賞に選ばれる。
レスリングの大賞受賞は、1952年にヘルシンキ五輪で戦後の日本で初の金メダルを取った石井庄八氏(故人)、1956年にメルボルン五輪で金メダルを取った笹原正三・前日本協会会長、2007・10年に受賞した吉田沙保里選手(ALSOK)、2012年のロンドン・オリンピック男女日本選手団(選手13人、役員13人)に続いて6件目。
レスリング界からは他に、1976年には高田裕司・現日本協会専務理事(モントリオール五輪優勝)が、1988年にはソウル五輪代表選手団が、ともに五輪特別賞を、2005年には世界選手権女子日本代表選手団が特別賞を受賞している。
表彰式は来年1月18日に都内で行われる。