※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。
【男子グレコローマン85kg級】
ザン・ベレニュク(ウクライナ=Zhan Belenyuk)
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(撮影=矢吹建夫)
1991年1月24日生まれ、24歳。9歳からレスリングを始め、2007年欧州カデット選手権76kg級2位で、主要国際大会デビュー。2010年に世界ジュニア選手権84kg級3位、翌2011年に欧州ジュニア選手権優勝など、同世代で台頭した。
2012年に欧州選手権84kg級3位。ロンドン・オリンピックは代表になれなかったが、2013年ユニバーシアード3位などを経て、2014年欧州選手権85kg級で優勝。世界選手権に初出場して3位へ入賞した。
2015年はタクティカップ(イラン)で優勝し、欧州大会2位。そのあとの世界選手権で初の世界一に輝いた。
■ザン・ベレニュクの2015年世界選手権成績 決 勝 ○[6-0]Rustam Assakalov(ウズベキスタン) 準決勝 ○[3-1]Saman Ahman Tahmasebi(アゼルバイジャン) 4回戦 ○[2-1]Damian Janikowski(ポーランド) 3回戦 ○[3-1]Viktor Lorincz(ハンガリー) 2回戦 ○[3-0]Ramsin Azizsir(ドイツ) 1回戦 ○[6-2]Alfonso Antonio Leyva Yepez(メキシコ) |
【世界選手権1~5位選手】(オリンピック出場枠獲得選手)
[1]Zhan Belenyuk(ウクライナ)
[2]Rustam Assakalov(ウズベキスタン)
[3]Habibollah Akhlaghi(イラン)
〃 Saman Tahmasebi(アゼルバイジャン)
[5]Rami Hietaniemi(フィンランド)
〃 Victor Lorincz(ハンガリー)
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《2016年3月・アジア予選展望》 ※国際主要大会成績(青が出場枠獲得国)
ウズベキスタンとイランが順当に出場枠を獲得。残る中では、2014年アジア選手権優勝・2015年同2位のヌルスルタン・ツルシノフ(カザフスタン)が出場枠獲得の最右翼だろう。
2015年アジア選手権3位のパク・ジンスン(韓国)、2014年アジア大会3位のペン・フェイ(中国)、2014年アジア大会80kg級3位のヤナルベク・ケンイェフ(キルギス)らが続くか。