※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。
男子グレコローマンの全日本チームが10月24日、新潟・十日町の桜花レスリング道場で世界選手権の後、初の合宿をスタート。栄和人・強化本部長も技術指導した。
合宿としては初だが、先月20日に東京・味の素トレーニングセンターで世界選手権のビデオ研究をやり、克服すべき課題はいち早く見つけた。西口茂樹・男子グレコローマン強化委員長は「各所属で対策を練っている。世界選手権を反省する段階ではなく、すでにスタートが切られている」と、この合宿が“再スタート”ということではないことを強調した。
栄本部長はマット際の動きなどを指導したほか、この日まで同所で行われた女子の合宿の期間中、日本オリンピック委員会(JOC)の各競技の強化担当者で構成されるコーチ部会のメンバーが視察に訪れ、自然の中での体力トレーニングをする重要性を感じてくれたことを説明。強化の原点は「つらく苦しい練習を乗り切ること」という持論を話し、選手の奮起を促した。
合宿は27日まで行われる。
![]() 栄和人・強化本部長の激励 |
![]() 栄本部長の技術指導 |