※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。
(文・撮影=増渕由気子) 中学生が初参戦。50kg級の徳比嘉二仁(青=沖縄・鏡原中)が1勝を挙げた
今大会は少年フリースタイル50kg級に徳比嘉二仁(沖縄・鏡原中)、同55kg級に平野大河(福井・福井大付属中)の2選手が出場。50kg級の徳比嘉が初戦で小泉民旺(滋賀・栗東高)をテクニカルフォールで下して2回戦に進出した。2回戦では荒木大貴(熊本・玉名工)にフォール負けしたが、国体で初勝利を挙げた中学生となった。
沖縄県の屋比久保コーチによると、50kg級の国体予選は5人で行われ、徳比嘉以外は全員高校生だった。県の規定により5選手でリーグ戦を行い、徳比嘉が全勝で勝ち抜いて代表に決まったという。屋比久コーチは「徳比嘉は毎日高校生と練習していて、力のある選手。代表に決まった時は喜んでいました。今後も強い中学生がいたら、予選に参加させます」と話した。